何故?今?サンゴ水槽なのか?




@愛の海

私達人間は海に育てられ海から生まれてきます。
受精後からの約10ヶ月はお母さんの体内の羊水の中で育ちます。

それでは海水と羊水の成分比較をしてみましょう

主要成分 海水 羊水
塩素 58.2 40.6
ナトリウム 32.4 36.3
マグネシウム 3.9 0.4
カリウム 1.2 1.7
カルシウム 1.2 1.1
その他微量元素 3.1 19.9


この表からもお分かり頂ける通り
海と羊水はほぼ同じ成分で出来ています。

そして血液もほぼ同じ成分なのです。

つまり私達人間の祖先は海から派生した事の裏付けとなり
お母さんの体内では、お母さんの愛の海で成長していきます。

人は海とは切っても切り離せない縁なのです。





A癒やし効果

よく「水族館は癒やされる」と言う方がおりますが
本当に癒やされているのでしょうか?

確かに大きい水槽に優雅に泳ぐ魚は一見癒やし効果抜群に思えるかもしれません。

でも一つの水槽の前に30分いられるでしょうか?

休日のお客様が多い雑踏の中
立って見る水族館に本当の癒やし効果はあるのでしょうか?

一見水族館は飼育のプロと思われがちですが
毎週通ってみると、日に日にサンゴ達は弱り
白化したら、別のサンゴと入れ替える
これが現状です。(水族館を非難している訳ではありません)

人はこれを何かで感じ取っています。
このような状況では
間違いなく、水族館ではシーター波は出ておりません。


椅子に座り、毎日ゆらゆらしているサンゴ達。
ゆっくりと成長していくサンゴ達を眺める
これが本当の癒やし効果ではないでしょうか?



又、施設などでは違う効果もあります。
例えば病院などの待合室。
誰でも病院は好きなものではありません。
診察待の長い間、皆様はどのように緊張を解されてているのでしょうか?

もし、待合室にサンゴ礁があり、その中を優雅に泳ぐ色とりどりの熱帯魚を見たら
皆様どう思われるでしょうか?

最近では、いろいろな場所で水草が繁茂した淡水水槽を見かける事が多くなりました。
しかし水草が繁茂した淡水熱帯魚水槽は
所謂静であり
海水水槽は動となります。

時には魚が活発に動き
時にはサンゴが波に任せユラユラと舞う

これこそが本当の緊張を解きほぐす癒やしに効果に通じるものだと思います。



B海の生き物は全てが個性派揃い


色とりどりな魚を始め、性格。
サンゴ達も全てが個性派です
きっと貴方の好きな生き物が見つかるはずでしょう。







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